懐石料理に日系のセンスを融合 ニキ・ナカヤマさん、伝統を広げる

ニキ・ナカヤマさん(写真提供=ゼン・セキザワさん)


ロサンゼルスに2つのレストランを持つニキ・ナカヤマさんは、シェフとして揺るぎない評価を得ている。ミシュラン2つ星のn/ナカでは地元食材で作る懐石料理を、n/ソトではよりカジュアルな日本の屋台料理にインスパイアされた料理を提供している。

日本人の両親のもとロサンゼルスで生まれ育ち、料理学校と寿司屋で修業を積んだ後、日本へ。親戚が経営する旅館で料理長の指導を受けながら伝統的な懐石料理の世界に没頭。ロサンゼルスに戻ると、寿司屋を経て、n/ナカをオープンした。

伝統的な日本料理の価値観と日系アメリカ人の文化的視点とセンスを融合させた独創的な「モダン懐石」で魅了する。日本的な、自分に自信がない面も料理の一部と考え、自信とエゴを混同するようなシェフにはなりたくない、それは反日本的だと感じる。

リアリティ番組「マスターシェフ」や「トップシェフ」で審査員を務め、ドキュメンタリー番組「シェフのテーブル」の題材にも。現在は懐石料理のオンラインクラスの講師も務めている。人生とビジネスのパートナー、キャロル・イイダさんと共に、女性シェフ、LGBTQカップルがレストランを経営していることが珍しい日本のレストラン文化におけるロールモデルとなっている。

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