第二次世界大戦中に日系アメリカ人が大統領令9066により強制収容された際、その多くが収容される前に集合施設に収容された。その内の一つにサンフランシスコ湾に浮かぶエンジェル・アイランドがある。現在、サンノゼ日本町にある日系人博物館(JAMsj)では、そのエンジェル・アイランドで一時的に収容された約700人の記録が展示されている。
エンジェル・アイランドの施設には主にハワイから600人、カリフォルニアから100人が収容された。展示会では、当時の写真を使ったスライドショーや、これまで未公開だった日系アメリカ人収容者の日誌を垣間見ることができる。
同展示会は、エンジェル・アイランド移民ステーション財団、カリフォルニア州立公園、国立公園局、そしてハワイ日系文化センターなどの協力で実現した。
同展示会に関わったグラント・ディン氏によると、収容者たちの記録を2000年に集め始め、日米ファウンデーションが主催する「エンジェル・アイランド巡礼」で彼らの子孫に出会うことができたという。
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