奨学生4人と優秀卒業生を表彰 UCバークレー日系女性同窓会

カリフォルニア大学バークレー校日系女性同窓会奨学金の表彰者、(右から)サラ・アクナ=フレミングさん、シャーロット・アグニエル、エリナ・イワサさん、ニキコ・マスモトさん、ルース・コイデ・イチナガさん(写真提供=ライアン・ナカノさん)


第34回カリフォルニア大学バークレー校日系女性同窓会奨学金・表彰昼食会が3月16日、同校同窓会館で行われた。

2024年度奨学生のシャーロット・アグニエルさん、サラ・アクナ=フレミングさん、マデリン・ヤマモトさん、エリナ・イワサさんの4人のうち3人が出席。政治学とグローバル・スタディーズ専攻4年生アグニエルさん、民族学と認知科学専攻2年生アクナ=フレミングさん、電気工学とコンピューター科学博士課程1年生イワサさんがそれぞれ同会への感謝と将来の希望を述べた。

同会理事会で様々な役員を19年間務め、学業、地域社会、キャリアにおける功績が認められたルース・コイデ・イチナガさんが24年度優秀卒業生賞を受賞した。1934年バークレー生まれのイチナガさんは8歳の時に第二次世界大戦中の日系人強制収容を体験。同校で学部生として学び、57年にカリフォルニア大学サンフランシスコ校で看護の学位を取得、オークランド統一学区で25年間看護師として働いた。20年以上高齢者に和太鼓を教え、様々な舞踏グループにも参加。イチナガさんは「人生のハイライトの一つはこの理事会に参加できたこと。非常に優秀で献身的な女性たちと出会い、学ぶ機会を得ました」と振り返った。

日系4世の有機農家でアーティストのニキコ・マスモトさんが「厳しい環境の中で勇気を持って根を張る」をテーマに基調講演を行った。曽祖父母の代から続く農業の伝統を受け継ぐマスモトさんは父親とともにセントラル・バレーの小さな有機農場で桃などを栽培している。同校に進学するために家を飛び出した後、在学中に農薬が環境に与える悪影響について学び、家族が何十年にもわたって赤字になっても行ってきたことを世界的、政治的な文脈の中に位置づけ、家族の農場に戻ってきたエピソードを披露。家族が有機農業を決断したことは「利益ではなく、自分たちの価値観に基づいた勇気ある決断でした」と語った。

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