5歳のときに診断された急性骨髄性白血病を克服したリッチモンド在住のベイラー・ニヘイ・フレドリクソンさんが今年、アルバニー高校を卒業し大学に進学する。
幼いころから化学療法を何度も受け、闘病していたフレドリクソンさんは日本人とドイツ人の複数の人種的背景を持つため、適合する骨髄ドナーを見つけるのに苦労した。臍帯(さいたい)血幹細胞移植が失敗した後、父ロブさんからハプロ移植(HLA半合致同種造血幹細胞移植)を受け、合併症とも闘った。健康になり高校では陸上部に所属、大学では経営学を専攻する予定だ。
アジア系や太平洋諸島民系、そして複数の人種を先祖に持つ人々のドナー登録者数が少ないということから、フレドリクソンさんは全米骨髄バンク・プログラムへの登録を呼びかける。
「これまで支えてくれた皆さんに感謝します。ドナー候補として登録してくれた方、他の人に登録を依頼してくれた方、ありがとうございます。父がドナーだったので、私はとても幸運でしたが、そのような選択肢のない人は多く存在します」
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